【解説】糖質制限後のリバウンドとは?正しい知識で慌てないようにしよう

糖質制限イメージ

糖質制限後に体重が戻るのは理由がちゃんとあります。正しく理解しましょう。

れいちゃん

読者のみなさん!おはようこんにちはこんばんは!れいちゃんです。
筆者がブログを始めた理由はここにクリック。
今回は糖質制限のうちリバウンドについてお話していきます。
糖質制限後に糖質を普通にとる食事に戻ったら人間は必ず体重が戻ります。
それは体の仕組みに深く関わってきます。
それをわかりやすく解説していきたいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。

1.糖質制限後のリバウンドについての結論

体の仕組みからしてそれは正常な働きとも言えます。
ちゃんと糖質制限をやられた場合には、通常の食事に戻すと人によっては1日で2kg~3kg戻ることもありえます。
それはただ単に水分が戻ってきただけです。こんなことでリバウンドしたとは言えません。あくまでも想定内です。
筆者の考える本当の「リバウンド」の定義とはそのあとに脂肪量が増えてしまうことを指しています。
よくあるのは「体重が戻ってしまう」ことですが、決してそうではないので気を付けてください。
これが結論になります。次からその説明に入ります。

2.糖質

炭水化物のうちの糖質についての正しい知識をつけましょう。
次から簡単にまとめた説明になります。

2-1.糖質の基礎知識

糖質の代表的な物質①最小単位:グルコース、ガラクトース、フルクトース
糖質の代表的な物質②体に主に保有:グリコーゲン
その他の糖質例:スクロース、ラクトース、マルトースなど

2-2.糖質の体内での変動・働き

食べた糖質は一体どこへ行くのでしょうか?
まず口や胃、十二指腸でアミラーゼによって分解されていきます。主にグルコースにです。
そして小腸の腸絨毛で体内に吸収されます。
血中では遊離グルコースともいわれますね。血管中の保有量は約10g~15g程度しかないです。
それが「血糖値」と言われているものの正体です。血中のグルコース濃度を示しています。
最終的には全てグリコーゲンになります。
グルコースはインスリンによって基本的には筋肉と肝臓と脂肪細胞に送られていきます。
それぞれ筋グリコーゲン、肝グリコーゲン、中性脂肪になります。

2-3.グリコーゲンの特徴

グリコーゲンには必ず水分もくっついています。グリコーゲン1gに水3gがくっつくと考えてください。
肝グリコーゲンの貯蔵量は約100g、筋グリコーゲンの貯蔵量は全身合わせて平均的に300g~400gと言われます。
最大でグリコーゲンの貯蔵量が500gの人は水分1500gも同時に保有していると考えてください。
合わせて2kgの質量を保有しているということになります。
筋トレなどの運動をしない限りは筋グリコーゲン、肝グリコーゲンは使われません。
また、食事を制限しない限りは体内のグリコーゲンは溜まったままの状態になります。

3.糖質制限

糖質制限とはどういうことか、生化学的に見てみるとわかると思います。
ただ難しく説明するとわかりづらくなるので、ここでは糖質だけを注目して説明していきます。

3-1.糖質制限すると体ではなにが起こるか

糖質を制限するということは、体に入ってくる糖質がなくなってくるということです。
そうすると、体内にあるグリコーゲンはどんどん使われていきます。
序列としては肝グリコーゲンから使われ、枯渇すると全身の骨格筋(筋肉)にある筋グリコーゲンが使われます。
糖質制限後にグリコーゲンがどんどん使われてグリコーゲンがなくなってくる頃には体重だけで見れば約2kg落としたことになります。
その内訳は貯蔵していたグリコーゲン500gとくっついていた水分1.5kgです。
ここでの大きな注意点は、決して脂肪量が落ちたわけではないということです。
ただ単に体から水分が出ていっただけのお話です。
これが糖質制限のスタート時に急激に体重が落ちるカラクリになります。

3-2.糖質制限の本質

糖質制限の本質についてちゃんと説明しなければなりません。
糖質が枯渇するということは代わりの体にとってのエネルギーを産まなければなりません。
人類が過去から存在する本来の機能を使います。
それが「ケトン体」です。「ケトン体」がたくさん生まれてくる状態を「ケトーシス」状態といいます。
「ケトーシス」状態を維持してることを「ケトモード」と名付けておきましょう。

3-3.ケトモードの仕組み

その仕組みは糖質からエネルギーを産むことができないので代わりに脂質をエネルギーとして使い始めます。
最初のうちは脂質をエネルギーとして糖質の代わりにATPをどんどん作り出していきます。
しばらくすると脂質から返還されるアセチルCoAという物質が余り出してきます。
それが肝臓に送られ「ケトン体」となり、脳のエネルギーなどになってきます。
これをうまく利用したダイエット方法が「ケトジェニックダイエット」と言います。本質的にはほぼ同じ意味になります。

ただし注意点がありますので、簡単に「糖質制限」「ケトジェニックダイエット」に入らないようにしてください。
間違ってしまうと、筋肉が失われたり、頭が働かくなってしまったり、体が倒れてしまう可能性があります
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4.糖質制限実施後の食事

糖質制限でうまく脂肪を落としてそろそろ糖質も含んだ食事に戻りたいなって思われる方もいらっしゃるかと思います。
人間は甘いものを食べたくなりますからね。それはもうしょうがないことです。
もし、通常の食事に戻していくとどうなるか説明していきます。

4-1.糖質制限後に普通の食事に戻してしまったら

糖質制限中は、体内にグリコーゲンがありません。
ここでいきなり通常の食事(糖質たっぷりの食事)に戻すとどうなるでしょう。
まず糖質が入ってくるので、血中に遊離グルコースが増え、血糖値が高い状態になってしまいます。
そこで、インスリンの作用によって筋肉や肝臓にグルコースが送られていきます。
そこでせっせとグリコーゲンをどんどん作り出していきます。
そして水分も同時にグリコーゲンにくっついていきます。
そしてグリコーゲンの貯蔵量を超えてしまった分は中性脂肪となりインスリンによって脂肪細胞に送られていきます。
ですので、炭水化物を大量に摂取した次の日の体重が2kg~3kg増えていたって不思議ではありません

4-2.そのままの食事を続けていくとどうなる

当然のことなのですが、糖質をずっと取り続けていくということは常に体の中はグルコースやグリコーゲンがたまっています。
それ以上に食べてしまいますと、筋肉中の筋グリコーゲンもあふれかえってしまいます。
同じく肝グリコーゲンもあふれかえってしまいます。
そうして行き場のなくした遊離グルコースは中性脂肪となり脂肪細胞に送られ続けていきます
これが体脂肪の増加の始まりであり、食事を変えない限りはずっと変わらないことです。
変えないということはずっと体脂肪が増え続けていくことと同じ意味で太り続けます。

5.おわりに

等質制限後に糖質を含む普通の食事に戻す場合は、体重の増加を最初に2kg~3kgを見込んでスタートするといいと思います。
糖質が枯渇した体内に糖質が戻るということは結局、グリコーゲンの貯蔵になるので何をどうしたって変わりません。
人間の体の仕組みに逆らって体に働きかけるなんて不可能だと思います。
ここまでであれば、リバウンドとは言えないと思います。
本当のリバウンドはそのあとです。
通常の食事に戻って2~3日は体脂肪はおそらくそこまで増えないです。
それ以降も同じような食事を続けてしまいますと体脂肪がどんどん増え太っていきます。
これでは糖質制限をした意味がありません。
気を付けていきましょう!

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